部活やクラブでスポーツをしていて
最近、成績が伸びなかったり、
怪我をよくしてしまったりしてませんか?
その原因は寝不足かもしれません
でも、よく中高生のスポーツ選手に
睡眠時間について聞くと
「よく寝れてます」
「昨日7時間たっぷり寝れました」
「毎日だいたい6時間〜7時間くらい寝てます」
という話を聞きます
いや、全然睡眠時間足りてないから!!
中高生に限ったことではなく、
今、日本全体で睡眠不足が問題になっています
世界の平均睡眠時間を見ると
OECD(経済協力開発機構)加盟28カ国のうち
日本は7時間22分で28位!!
ダントツのビリです!!
ちなみにスポーツ大国で有名な
アメリカは8時間45分
中国は9時間2分
です
いやいや、寝たら強くなるの?
それより早く起きて練習しなきゃじゃない?
という声が聞こえてきそうです
ここからはあなたが強くなるための
睡眠時間を教えていきます!
あなたは何時間寝てる?編
よくインターネットの記事や授業では
7時間〜8時間寝ればいいと言ってませんか?
実はあなたの年齢によって
推奨される睡眠時間は違います
もしあなたが中高生なら
8時間〜10時間が適正です
7時間というのは適切ではないのです
もしあなたが大学生・社会人の方なら
7時間〜9時間が適正です
なので「10時間寝てしまった〜!!
もったいない、なんか損な気分」ではないのです
むしろ適切です
なので、年齢によって推奨される睡眠時間は違うし、
みんな7時間がおすすめなんてことないです
寝不足だと怪我する確率が4倍!?編
これらの研究を見ても、アスリートはいっぱい寝たほうがいいことは明らか。
(できれば8〜10時間)
①睡眠不足の選手は怪我をしやすくなる?
②睡眠時間を増やすとパフォーマンスは向上する? pic.twitter.com/czddj0eI7J— 佐々部孝紀 Kouki Sasabe (@tyr7bbb) 2018年10月10日
上の記事は中高生アスリートを
対象にした研究です
画像のグラフを見ると
睡眠時間が5時間・6時間・7時間の群は
圧倒的に怪我発生率が高いことがわかります
画像内にもありますが
睡眠時間が6時間の選手は9時間の選手に比べて
怪我の発生件数が4倍!!
怪我が多くて悩んでいる選手は
最近寝れていますか?
もしかして、睡眠時間6時間以下ではないですか?
もし睡眠時間が6時間以下ならば
睡眠時間を9時間にしたら
怪我が減るかもしれません!!
いっぱい寝たら強くなれる!?編
これらの研究を見ても、アスリートはいっぱい寝たほうがいいことは明らか。
— 佐々部孝紀 Kouki Sasabe (@tyr7bbb) 2018年10月10日
(できれば8〜10時間)
①睡眠不足の選手は怪我をしやすくなる?
②睡眠時間を増やすとパフォーマンスは向上する? pic.twitter.com/czddj0eI7J
これは大学男子バスケットボール選手を
対象にした介入実験です
対象の介入前の睡眠時間を見ると
平均睡眠時間は7時間50分です
(日本人平均7時間22分より寝ていますね)
介入後は5〜7週間は最低10時間
ベッドの中で過ごしました
10時間も時間が取れない場合は
昼寝もOKとしました
(おそらくここも大事)
介入後のパフォーマンスを見ると
すべて良い方向に変化しています
特にスプリントタイムが上がっていることには
驚きました(たくさん寝たら足が速くなった!)
じゃあ、大会前の日だけたくさん寝たら大丈夫・・・
そんな甘くない!!!
画像左下のスプリントタイムの変化を見ると
10時間睡眠を日常的に進めていき、
徐々に速くなっていった様子が見れます
ここで分かることは
パフォーマンス向上は
10時間睡眠1回ではしない可能性がある
ということ
ここで極論をいうと
たくさん寝れば強くなれる!!
今日から10時間寝よう!!